枠の選定
枠の種類には
1.アルミ
2.木枠
3.ベニヤ打ち抜き枠
があります。
長く繰り返しお使いになるならアルミ枠を、使い捨てにするならベニヤの打ち抜き枠がよいでしょう。但しベニヤ枠はせいぜい左図の肌色部分がA4サイズぐらい(240x360)しかありません。木枠は長く放置すると歪んでしまうことがありますので気を付てください。
大きさの目安は、左図のように印刷面積より上下10cm、左右5cmぐらい大きめで、当然の事ながら印刷する物より大きくないと刷れません。
紗の選び方
紗(スクリーン・布)
紗の種類
材質では
絹、テトロン、ナイロン、ステンレスなどがあります。合成繊維がまだ無い時代はもっぱら絹(シルク)を使っていました。
ですからこの印刷のやり方をシルクスクリーン印刷と言います ,いまはテトロン、ナイロンがほとんどですのでシルクをとってスクリーン印刷と言うようになりました。
目の粗さ
目の粗さは80#(メッシュと読みます)、120#とかの数字で表します。番号が大きいほど目が細かくなり糸が細くなります。
目の粗さ選択の目安は、印刷する図柄の細かさに寄ります。細かい図柄は番手の大きいもので、大きい図柄は番手が小さいもので十分です。
腕時計に印刷してある文字を綺麗に出すことはなかなか難しいですが、それを印刷する場合は400#とかの目の細かいものを使用します。T シャツのようなものは一般的には80〜120#ぐらいで印刷します。
目が粗いと、1本1本の糸の太さが太くなりインキの載りも厚くますし、価格も安くなります。
張る方向
枠に対して平行に張る張り方をノーマル張り、斜めに張る方法をバイアス張りといいます。
細かい図柄の場合はバイアス張りがおすすめです。ただし紗がノーマルに比べ無駄になりますのでちょっと割高になります。
手 順
1.枠の裏側に接着剤を塗布する。
「乾燥→塗布」を3〜4回繰り返す。
2.一点を固定した紗の下に、接着剤を塗布した側を上にして枠を置く。(図3)
3.溶剤を滲み込ませたウエスを紗の上からあてて枠の隅に紗を固定する。
4.紗を2の方向に引っ張りながら、2の辺を3と同様にして固定していく。(以下図4)
5.4と同様に3の辺を3の方向に引っ張りながら固定する。
6.紗があまり歪まないように、且つたるまないように注意しながら 4の辺、5の辺を固定する。
7.完全に乾いたら余分、はみ出している紗は切り取って下さい。
注 記
※枠の裏表:アルミ枠の場合は裏側は少しあらしてあります。木枠の場合はどちらでもかまいません。
※接着剤:ボンドG17など(ネオプレンゴム系の接着剤、日曜大工専門店にあります。購入時にそれを溶かす溶剤も手に入れて置いてください。次項目の溶剤として使用できます。
※溶剤:キシレンなど
※ウエス:ぼろ布、脱脂綿など溶剤が滲み込みやすい物
※ヒッパラー:紗張りのとき紗を引っ張る道具。ペンチでも代用できます。
※緩く張ると、乳剤を塗る時にたるんできて均一の厚さに塗れません。
上記以外の方法
紗張り用の道具、機械があります。
一番無難なのは専門業者に張ってもらうことです。
張った物も販売しています。
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